【剧情】露米耶(温泉)的回忆
回忆二
ルミエ:お香も焚いたし、数珠も持ったし、大丈夫、大丈夫……
ルミエ:うぅ……それにしても遅いなぁ……
ルミエ!
ルミエ:セツナ! よかった〜、ひとりじゃ心細くて……
セツナ:あたしだってそうだよ……
ルミエ:え? トワは?
セツナ:用事があるから来れないって……
ルミエ:そんな……トワがいないと除霊が……
セツナ:待って!ここってもしかして、そういうところ?
ルミエ:うん……アオイの島でも有名な心霊スポットだって……
セツナ:なにそれ、やだ!? 今すぐ帰る!
ルミエ:行かないで〜!わたしにはやることが〜!
セツナ:わ、わかったから、そんなにべったりくっつかないで……
ルミエ:ごめんね。そばにいてくれるだけでいいから。
セツナ:で、なにするの?
ルミエ:写真撮影だよ。
ルミエ:もう2枚……
セツナ:ねえ、こんなところで写真撮ったら変なのが写ってるんじゃ……
ルミエ:そ、それが目的だしね……怪談のネタになるから……
ルミエ:でも、撮った写真は怖くて見れないかも……
セツナ:も、もう用事はすんだ?早く帰ろうよ……
ルミエ:そだね……
ルミエ:な、なんかいる〜!?
星たぬき:キュッ?
セツナ:なんだ、星たぬきか……
ルミエ:いたたたた……
セツナ:どうしたの? 大丈夫?
ルミエ:びっくりして、なにかにぶつかったみたい……
ルミエが視線を上げると、ツノの折れた鬼の石像がこちらを睨みつけていた。
ルミエ:ひえええっ!?
セツナ:お、落ち着いて、ただの石像だから。
ルミエ:ツノが折れてる……もしかして、わたしがぶつかったせいで……
セツナ:直そう。でないと祟られそうだし。
ルミエ:で、でも……暗くてツノがどこに落ちてるのか……
セツナ:きゃあああっ!? オバケ〜〜〜!
ルミエ:待ってセツナ!置いてかないで〜!
二人はこのとき、気づかなかった――
鬼の石像の前には看板が立っており、そこには『ツノなし鬼』と書かれていたことを。
――それと――
???:…………