【剧情】白猫温泉物语2 – 第六章(日文)
怖がりな旅馆
――旅館。受付。
トワ:え? 他のお客様と相部屋ですか?
セツナ:それって二人が泊まれる部屋がないってこと?
セオリ:すまへんなぁ。こちらの手違いで……
ゴエモン:いいじゃねえか。部屋代を折半できるし。
セオリ:あんたはだまっとき!誰のせいやと思っとるんや!
トワ:まあ、仕方ないですね。
セツナ:いいんじゃない、楽しそうだし。それで誰と相部屋するの?
セツナ:まさか男性……
セオリ:そこは配慮して、女性限定にしとるよ。
セオリ:一応、あんたらを含めて五人部屋や。ちなみに、一人ならもう来とるで。
ルミエ:ダディとは別々の旅館か……
トワ:あ、あの……あなたが相部屋の?
ルミエ:てことは、あなたたちが?よかった、優しそう。
セツナ:あたしはセツナでこっちはトワ。二人とも巫女なんだ。よろしくね。
ルミエ:わたしはルミエ。おばけだよ。
セツナ:え? オバ、オバ……
トワ:セツナ、落ち着いて。どう見ても霊体ではありませんよ。
セツナ:どういうこと?
キャトラ:ややこしいけど、<おばけ>っていう種族で寿命もあるし病気もする。
キャトラ:半獣みたいなものと思ってくれていいわ。
セツナ:よくわかんないけど、オバケじゃないってことよね。
ルミエ:おばけだよ?
トワ:じー……
ルミエ:な、なに……?
トワ:あなたの背後から嫌な気配を感じます。
ルミエ:ま、まさか、幽霊がカバンの中に……
ルミエ:ひえええっ!? やっぱりー!
セツナ:きゃああっ! オバケ!巫女パンチ! 巫女エルボー!
セツナ:やだー! すり抜けるー!
トワ:はあ……物理効かない系の除霊は私の役目でしたよね。仕方ありません……
トワ:今も賜る天津水を天の真名井の真清水と受けしめ給え……
トワ:神火清――
ルミエ:えひーー!!!
トワ:え、えひ?
ルミエ:うう……頭が痛い……割れそう……
トワ:…………
トワ:神火――
ルミエ:えひーーーー!!!
セツナ:ど、どったのあの子?
トワ:おそらく、私の除霊術が効いてるのだと。
セツナ:なにそれ。やっぱりあの子、オバケ?
ルミエ:ごめん……その呪文、もうやめて……
トワ:……まあ、結界を張ったので、私のそばにいれば霊は近づけません。
ルミエ:ほんと!?
トワ:だ、だからって抱きつかれると……
セツナ:待って! あたしもトワに!
トワ:あ、あなたまで、苦しいですよ……
キャトラ:両手に花ね。
トワ:はあ……セツナが二人に増えたみたいです……