【剧情】白猫温泉物语2 – 第六章(日文)
女子トーク
ルミエ:このサクランボ、美味しいね♪
トワ:シエラさんの畑では、他に何を育てているんですか?
シエラ:ナスにジャガイモに、あとトマトとか……
ルミエ:トマト!?わたし、大好物なんだ〜。
シエラ:今度、あなたの島に送ってあげるわね。
トワ:私にはナスを。
ルウシェ:ふふ、みなさんすっかり仲良しですね。
セツナ:よかったね、トワ。友達たくさん増えて。
セオリたちがふすまの隙間から、中の様子を伺っている。
セオリ:……よし。作戦通り、極上のサービスで挽回や。
キャトラ:旅館のクレームはホメ様の評価に繋がるかもだもんね。
セオリ:そいや、ホメ様はどないしたん?姿が見えんようやけど……
ゴエモン:そこは抜かりなく。さっき俺が案内してやった。そふぉにな……
セオリ:は?最後よう聞こえへんかったけど、大丈夫なんやろな?
アイリス:セオリちゃん、大変よ!準備してた夕食が……
セオリ:なんやこれ!ご飯、味噌汁、納豆、たくあんだけって……質素やな!
ゴエモン:ん? 他のおかずは俺の<まかない>じゃなかったのか?食っちまったぞ。
セオリ:そんなわけあるかい!てかわざとやろ! わざとやな!わざとじゃなくてもわざとや!
アイリス:落ち着いてセオリちゃん!とにかく今は、この夕食を出さないと。
キャトラ:買い出しにいきましょう!もついてきて!
セオリ:このとおり、平に!埋め合わせはするさかい!
トワ:いえいえ。私はこのくらい素朴な食事のほうが好きですよ。
ルウシェ:これが納豆……初めて見ます。
セツナ:あたし苦手だな。臭いが……
ルミエ:わたしも。口の中がネバネバするし……
シエラ:そんなこと言ったら大豆が可哀想よ。食べないなら私がもらうから。
セオリ:今のところ……なんとか、クレームはなさそうやな。
シエラ:ねえ、ルミエ。それなに?
ルミエ:これはカメラだよ。あ、そだ。せっかくだから記念撮影しよ。
セツナ:いいねえ。じゃあ、シャッターは……ダイフク!
ルミエ:変身した……?
ルウシェ:撮影ならアイドル活動をしていたときに経験があります。例えばこう。
シエラ:えっ……私もそんなポーズとるの?恥ずかしいんだけど……
ルミエ:とりあえず、みんな近くに集まって。
トワ:私は端っこに……
セツナ:なんで、トワは真ん中でしょ。
トワ:や、やめてください。私は目立ちたく……
ルウシェ:え? この方は?どうして真ん中に?
シエラ:ヘ、ヘンタイ?
ゴエモン:芸子さんだよ。
セオリ:ただのゴミや。すんまへん、今片すんで……
ゴエモン:やだやだやだ!俺だって青春したいー!
セオリ:おっさんが駄々こねんなや!
ルウシェ:あ、あの……暴れられると……
ゴエモン:やだやだ!
シエラ:写真が……
ゴエモン:や――
ルミエ:ドロップキーック!!!
ゴエモン:ぬわああぁぁぁっ!
ルミエ:さっ、これで大丈夫。
セツナ:ナイスキック!
シエラ:はい、撮れたみたいよ。
セツナ:ちょっと天后!あたしまだポーズとってないんだけど!
ルウシェ:写真は自然体のほうがいいとも聞きますよ。
トワ:変な顔してませんでしょうか……
ルミエ:写真できたよ~。
シエラ:へー、意外としっかり撮れてるじゃない。
ルウシェ:ばっちりカメラ目線ですね。
セツナ:二人とも、よくあの状況で……
トワ:私は変な顔じゃなくてほっとしました。
ルミエ:みんな、なんだか気品があるよね。
セツナ:なんたって、あたしとトワは<清めの宮>に通ってる、神に仕える清らかな巫女だからね。
トワ:セツナが清らか?
セツナ:にらまないでよ……
シエラ:ルウシェはどうなの?
ルウシェ:私は……最近まで教会に幽閉されていました。
シエラ:さらっとすごいこと言うわね……
ルウシェ:私にとってはそれが当たり前でしたので、よくわかりません。
ルミエ:……なんかみんなと比べると、わたしだけ平凡な気がする。
セツナ:ルミエの両親はなにやってるの?
ルミエ:ダディは怪談師で、マミーはもういないけど……立派なおばけだったよ。
セツナ:うん。ルミエが一番、変。
ルミエ:えひ~。
シエラ:そういえば、この写真一枚しかないけど……
ルウシェ:どうしましょう。
ルミエ:じゃんけんで決める?
トワ:あみだくじ、でしょうか。
セツナ:麻雀は?
シエラ:なにそれ?
ルミエ:待って、待って。今気づいたけど、わたしの後ろ……幽霊が映ってる!
セツナ:ええ、やだ!墨で塗りつぶそう!
トワ:そのような写真いりませんよ。
セツナ:いらないの?
トワ:墨がついたらの話です!
シエラ:で、結局どうするの?
ルウシェ:一発芸で決めましょう。
セツナ:ルウシェからまさかの提案。
ルミエ:ある意味それが一発芸だよね。
シエラ:じゃあ一発芸で決定。はじめるわよー。
女子たちが盛り上がっているころ……
たちは夕食の買い出しに向かっていた。
キャトラ:どいて! どいて! ぎにゃー!
主人公:
ホメ様:ワビサビ、真心……
ホメ様が思いつめたように、なにかを呟いている。
主人公: