【剧情】白猫温泉物语2 – 第十章(日文)
ターザン
シエラ:思ったより高いわね。けど……
トワ:この高台からならホメ様の居場所を特定できるかもしれません。
ルミエ:ねえ、なにこのロープ!?向こうにスーって伸びてるよ……まさかここは、いわくつきの……
ゴエモン:ただのアスレチックコースだよ。ちなみにそれは<ターザンロープ>な。
セツナ:なにそれ?
ゴエモン:向こうにもう一つ高台が見えるだろ?その間をつなぐのは全長100メートルのロープのみ。
ゴエモン:そこを滑車の付いたロープにしがみつき行き来する、スリル満点の遊戯よ。
ルウシェ:なんだか楽しそうですね。
ゴエモン:気晴らしにやってみるか。その前に先客がいるみてえだが……
セツナ:遠くてよく見えないけど、あの後ろ姿はもしかして……
ホメ様:ノット・ワビサビ!ノット・ワビサビ!
シエラ:どう見てもホメ様ね……しかも……
ホメ様が滑車の付いたロープにしがみつき、空中滑走している。あれよあれよと向こう側の高台へと移動してしまった。
トワ:……追いかけましょう。
ルミエ:追いかけるって……わたしたちもターザンやるの?
ゴエモン:そう来ると思って、滑車を手元に戻しといたぞ。で、誰からいく?
トワ:とは言ったものの、この高さで命綱なしとは……
ルミエ:落ちたら絶対に助からないよね……
ルウシェ:では、私からいってもいいですか?
ルウシェ:えい♪
ルウシェ:ふふふ、風が気持ちいいですね♪
セツナ:難なく向こうに渡りきっちゃった……
ルウシェ:みなさんも早くこちらに〜。
トワ:そう言われましても……
シエラ:次は私がいくわね。高いところは平気だし。
シエラ:ほっ。
シエラ:いやっほ〜♪
ルミエ:シエラも渡りきっちゃった……
トワ:このまま手間取っていては、ホメ様を見失ってしまいます。
トワ:ここは心を決めて……
セツナ:待ってトワ! あたしもいく!
ルミエ:え、やだ! 置いてかないで!
トワ:ちょ、こんなときまで、離れてください、3人同時にいけるわけ……
セツナ:あ、浮いた……
ルミエ:ひえぇ!?トワが落ちたらわたしも……
トワ:私じゃなくてロープを掴んでください!
ゴエモン:ほお。3人だからよりスピードが出るな。
トワ:い、いやあああああっ!?
ルウシェ:……お疲れ様です。
ルミエ:あわわわ……わたし、足ついてる?
セツナ:大丈夫、みんな生きてる……
ゴエモン:っしゃ! 残すは俺だな!
ゴエモン:ずいぶん時間食ったからな!ここはフルスピードでいくぜ!
ゴエモン:うおぉぉぉらぁぁああああっ!!!
ゴエモン:やべっ、飛ばしすぎた!?おいお前ら、俺を受け止めてくれ!
ゴエモン:サンキュー!愛してるぜお前らー!!!
ゴエモン:避けんなやーーーっ!!!
トワ:この高さから落ちましたね……
シエラ:……たぶん、大丈夫でしょ。