【剧情】白猫温泉物语2 – 第十章(日文)

一芸

司会者:え〜、それでは宴もたけなわ。ここらで余興コーナーにいってみたいと思います。

観光客A:よっ、待ってました!

司会者:まずは盛り上げ隊長のこの人、ライムといっても果実じゃない、今日も元気に歌ってみせませヒップホップブラザー……

ホメ様:……ガッディエイム……

司会者:だ、誰ですかな?

ホメ様:ノット・ワビサビ!

司会者:はい?

ヒップホッパー:HEY ここ宴会誰でもええんかいアウトサイダーお呼びでないGUY!

ホメ様:…………

ホメ様:アイ・ドン・ノォーーーーッ!!!

怒り狂うホメ様はテーブルをひっくり返し、料理や酒を床にぶちまけた!

ホメ様:ゲラウェイ!フロム・ミィーーッ!!!

観光客A:なんだこいつ!あの有名なホメ様に似てるけど、そんなわきゃねえ! 捕まえろ!

ルウシェ:待ってください!そのお方は本当に……

観光客A:なんだい姉ちゃんら、こいつの身内かい?

シエラ:一応、そうだけど……

司会者:困るよ。僕らの宴会をめちゃくちゃにして……

ゴエモン:まあまあ、ここは俺の顔に免じて……

観光客A:誰だよてめえ!いいから責任とれ!

トワ:具体的にどうすれば?

観光客A:そうだな……俺たちが納得するような芸を披露してもらおうか?

ルミエ:だったら、わたしが光って……

トワ:いえ、ここは驚きよりも魅了するように……

トワ:セツナ、あれをやりますよ。

セツナ:え? いいけど、人前でやるのは初めてだよね……

トワ:大丈夫です。私を信じてください。

セツナ:……うん!

観光客A:なにをはじめる気だ?

トワ:まずはこの湯飲みに、水を注ぎ入れましてございます。

トワ:……したらば……

トワが閉じた扇子を構えると、宴会場は粛然とした。

トワ:これより水を、意気盛んと立ち昇らせまする……

トワ:よい!

トワが扇子を振り上げると、湯飲みから水が細く噴き出した。

トワ:はっ!

続いてトワは噴き出る水を扇子で遮った。すると、扇子の先から水が噴き出し、代わりに湯飲みは口をつぐんだ。

トワ:よい!!

さらにトワは扇子の先を回転させ、噴き出る水を煙のように消し去った。

観光客A:み、水はどこに?

セツナ:ここだよ。

セツナさんの髪飾りから水が……

トワ:よい!!!

最後にトワが扇子を大きく振り下ろすと、部屋の至るところから水が噴き出した。

観光客A:すげえ……

トワ:……以上、<水鳥の舞>にございました。

ルミエ:ふたりともすごい!

ルウシェ:感動しちゃいました。

セツナ:えへへ……まあ、ほとんどトワがやったことなんだけど……

シエラ:ともあれ、観光客の機嫌も直ったみたいだし……

トワ:ついでにホメ様もご覧になられてると……

ホメ様:ウォーターが目に!メニー目に、メニー?ノー、アロッタブ・ウォーター!

トワ:え、えっと……

ゴエモン:逃げられたな。

セツナ:お、追いかけよう!

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