【剧情】主线神域 – 第1章(OVERSKY:FRONTIER) #19(日)

 

 

ナナシ
なにしてるんだ、二人とも。
領主様の伝言を……
アルタ&ベガ
しーーーーっ!
ナナシ
アトリ
ぼぼぼぼぼぼぼぼ僕と!
アルタの姉
アトリ
けけけけ結婚! して! ほしい!
アルタの姉
……本当に? 私と?
アトリ
君以外に、いないっ!
アルタの姉
嬉しい……!
アルタ&ベガ
おお~……
アルタの姉
アルタの姉
盗み見なんて不躾よ!ナナシ! あなたまで!
ナナシ
アルタ
アルタ
めでたいんだからいいじゃん!おめでとう、アトリ!姉さん!
アトリ&アルタの姉
あはは……もう!
 

――みんな、穏やかに暮らしていて幸せだった。
だけど、あいつには、そんなもの関係なかった。

 

指先の獣
――――
 

なんの前触れもなく、あいつは村を襲った。
村の西側が森になるのに、時間はかからなかった。

 

 

 

アルタの姉
……アトリ……!ああ、アトリ……! アトリぃ……
村人
アトリは<>となり世界と一つになったんだ。
誇りに思いなさい。
アルタの姉
私はそんなことっ……!
村人
……そう信じることで救われるものもある……
アルタの姉
信じる、ことで……救われる……?
…………
アルタ
――姉さん?
 

 

 

 

彼女はしばらくして、神学の研究のために王都に渡った。
その後を追うように自分やアルタも騎士として従軍することになった。

 

ナナシ
その後もいろいろあって、信仰に疑問を感じるようになった。
いや、自分は元から神なんて信じてなかったかもしれない……空っぽだったから……
それを埋めてくれたのがアルタたちだ。
アイリス
……いろいろあったんだね。
ナナシ
自分の記憶が無いのは幼い頃だ。
君の知る自分は子供だったのか?
アイリス
それは違う……私があなたと別れたのは、少し前だから……
ナナシ
なら、やっぱり君の知り合いとは違うよ。
 

 

 

 

 

レジスタンス兵
だろ? アジトの見張り台、太陽かぶって見づらいよな。
朝日で世界樹が見えにくくてよぉ。
わかる。
これが飛んできたとき王都に落ちたと思ったもん。
案外手前に墜落したよな。
コジロー
(ザルな監視で楽だな……)
俺たちは監視されてるが、連中、お前さんを置物か何かだと勘違いしてやがる。
シルル
シルル
◆◆■?
コジロー
コジロー
おう、これをジンとサヤに届けてくれい。
頼むぜ!
シルル
↑↓→◆!!
???
なぁにしてんのかなあ?
コジロー
コジロー
……お前さんらが、また悪さしてねぇか、見て回ってたんだよ。
それくらいの権利はあるだろうさ。
ベガ
本当にぃ? なにかしてるなら怒っちゃうよ?
コジロー
好きにやりゃあいい。
そうなりゃあ、アイリスも飛行島の連中もブチギレて全部御破算だろうさ。
ベガ
ベガ
むぅ……
コジロー
悪ぃな、冗談だ。
ただ用を足してただけだ。
その辺、気ぃつけな――あばよ。
ベガ
ベガ
――ちょっとまった。
コジロー
――まだなにかあんのかい?
ベガ
お腹減ってないっ?よかったらあたしのお弁当食べる?
ここんとこ食欲なくってさー。
でも傷んじゃうのももったいないし……
コジロー
お前さんが敵じゃなけりゃあ遠慮しねえんだがね。
悪ぃが、毒が入ってても困る。
ベガ
ベガ
そんなの入れるわけないのに~。
もういいよ。
――でも。
お願いだからさ、敵にならないでほしい。
コジロー
……言わせてもらうがよ。
敵を作ってんのはお前さん方だ。
その辺、自覚したほうがいいぜ。
ベガ
……しかたがないじゃん。
みんな、神に騙されてるんだから……
レジスタンス兵・ポルク
…………
(そろそろ動くか……)

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