【剧情】主线神域 – 第1章(OVERSKY:FRONTIER) #17(日)

 

 

エレノア
アイリスさん、大丈夫ですか?傷を……
キャトラ
アイリスぅ……
アイリス
心配かけてごめんね。
大丈夫……それより赤髪君を……
デネブ
ナナシ、大丈夫?
ナナシ
————
ベガ
しっかりして! ナナシ!!
アイリス
*×○■!&%$…………
ナナシ
アイリス
よかった……
アイリス
……赤髪君と話をさせてください。
ナナシ
自分はかま——
アルタ
悪いけど、勝負は御破算だ。
互いに要求があるなら、先に話し合わないとな。
ナナシ
ナナシ
……そうだな。
アイリス……だったか?
アイリス
ナナシ
君もケガをしているだろ?先に治療したほうがいい。
それと、これを返す。
アイリス
これは、あなたの——
アルタ
連れてってくれないか?これ以上、つきまとわられると迷惑だ。
ダンテ
アイリス、また機会はある。
アイリス
はい……
ダンテ
別人には見えねぇな……
ダンテ
ナナシ
……悪かった。
勝つことができなくて……
ベガ
気にしなくていいよ。
無事だったんだし!
デネブ
あの人、ナナシのこと知ってるのかな?
ナナシ
自分は知らない。
ただ……
ナナシ
(あのペンダントを持った時に見た光景はなんなんだ……?)
ベガ
とにかく、アルタがどうにかしてくれるよ!ナナシはしっかり休んでて。
アルタ
そういうわけで、ナナシ。
お前は先に帰って休んでろ。
ナナシ
自分は大丈夫だ。
まだ——
アルタ
違うよ、ナナシ。
お前にはあちらの譲歩を引き出す餌になってもらいたい。
俺は飛行島と仲良くしたいんだよ。
ナナシ
……また悪い顔になってるぞ?
アルタ
味方には優しく。
敵には厳しくが俺のモットーなんでね。
俺が飛行島の人に嫌われる分、お前には好かれてもらいたいのさ。
 

…………
……

 

 

 

アルタ
さて、引き分けた場合の取り決めをしてなかったから話し合おうか?
アイリス
あの人は? あなた方がナナシと呼ぶ人と話をさせてください。
アルタ
ナナシはアジトに帰した。
もうここにはいない。
そんなにあいつと話をしたいのか?
アイリス
はい。
お願いします。
アルタ
ナナシはうちの大幹部なんだ。
そう簡単に会わせるわけにはいかない……が、こちらの頼みを聞いてくれれば多少の便宜をはかってもいい。
アイリス
…………
コジロー
(――やられた。
アイリスは絶対にこの要求を呑む。
俺たちも呑まざるを得ない……)
コジロー
(あいつが本当に赤髪君なのか、確かめる必要がある……)
アルタ
アイリス一人をアジトに招待しよう。
そこで、ナナシも交えて、今後の話をしたい。
コジロー
ていのいい人質だな。
アルタ
まさか! 客人として扱うよ。
ああ、それとあんたらと王国軍が結託されても困るし、見張りも置いていく。
これが呑めないなら、この提案は無しだ。
コジロー
(どこかで見てる王国軍に俺様たちがレジスタンスと手を結んだって思われるな……)
コジロー
お前さん、飛行島が欲しいんだろ?これを動かせるのは限られてる。
お前らにも王国軍にも無理だ。
だがよ、ここまで嫌がらせされて、お前らに力を貸すと思ってんのかい?
アルタ
ああ、たしかに……敵には性格が悪いってよく言われるからなあ……でも、他の奴らはいい奴ばかりだ。
アジトに来て話してくれればわかってもらえるさ。
コジロー
(ナナシが赤髪君本人なら協力せざるを得なくなる。
その場合はなるようになれだがよ……)
コジロー
(違う場合が厄介だ。
アイリスを人質にして、アドバンテージ取ってくるに違いねえ……)
コジロー
アイリス一人なんて危険すぎるぜ。
他の奴も連れていけねえのかい?
アルタ
こっちもアジトの場所を知る奴が増えても困るんだ。
アイリス一人だけだよ。
そこは譲れない。
コジロー
こっちも譲れねえな。
安全の保証がねえ。
アイリス
…………
アイリス
……みんな、ごめんなさい。
私が行くのを許してほしい。
コジロー
…………
アイリス
――赤髪君を見つけるためにここまで来ました。
だから、行かせてください。
コジロー
……これ以上は野暮か……わかったよ。
行ってきな。
コジロー
(ま、連中の好きにはさせねえけどよ……)
アイリス
本当にあの人と話をさせてくれるんですね?
アルタ
ああ、約束は守るよ。
そっちが約束を守ってくれる限りはね。

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