【剧情】主线神域 – 第1章(OVERSKY:FRONTIER) #2(日)

フムニール
フム。
速度も安定してきたね。
これなら飛行島は安心かな。
アイリス
ハルジオンさんやアイシャさん。
それに……
ケンセイさんが頑張ってくれたおかげです。
無駄にはできません。
フムニール
そうだねえ。
あちらになにが待っているにせよ……
フムニール
フムニール
……おや?
アイリス
アイリス
どうかしましたか?
フムニール
いや、もう懐かしく思った自分に驚いてね。
それは彼のペンダントかい?
アイリス
はい……
フムニール
ちょっと貸してくれるかい?
アイリス
かまいませんけど……
フムニール
少し磨かせてほしい……フム、こんなものかな?
アイリス
すごい……輝いてる……コツとかあるんですか?
フムニール
ないよ。
拭いただけだ。
君の気持ちがそう見せるんだろう。
縁とは人だけでなくものにも宿る。
もし<空の向こう>に彼がいたら、再び縁を結ぶといい。
なにかの助けになるかもしれない。
ならないかもしれない。
キャトラ
またよくわからんこと言いよってからに……
フムニール
ま、おまじないみたいなものさ。
アイリス
ありがとうございます。
ジン
ジン
あれ? こんなところでなにやってるのさ?
アイリス
いえ、ちょっとフムニールさんと話を……
キャトラ
てか、アンタも来てくれたのね。
ジン
サヤが行くって言うから、付いてきただけだよ。
サヤ
兄だって赤髪君さんに会いたいだけなくせに……
アイリス
ありがとうございます。
危険な冒険になるかもしれないのに……
サヤ
私だって赤髪君さんのお世話になりましたし……
このまま何もできないで、世界が壊れていくのは嫌ですし、自分にできることをしたいから……
キャトラ
その心意気やよしよ!みんなで世界を——
キャトラ
アイリス
キャトラ?
キャトラ
気のせいかしら?いま体がふわっと浮いた気が——
サヤ
え!? なにこれ!?
ジン
気をつけろ、サヤ!
フムニール
フム、なるほど……
キャトラ
フムニール、なにが起きてるの!?
フムニール
フム。
確信のある予測だけどね。
いま向かっている空の世界は、我々の世界の重力下にはないんじゃないかな。
キャトラ
なに言ってるかサッパリよーー!
フムニール
要するに、このまま行くと、僕らは空に向かって——
——落ちる。
キャトラ
ぎにゃーーーーーーーーーー!!まっさかさまーーーーー!
クロカ
うっひょおおおお。
なにこれ!
シロー
楽しむ系のスリルじゃねえって!
ルーファス
うわーー!落ちていくーー!僕の人生みたいにーー!!
コジロー
こりゃまずいぜ!バロン! 飛行島を反転させて立て直せ!!
バロン
ぬうん!!!!
キャトラ
ギニャーーーーー!!
アイリス
みなさん、無事、ですか……?
ダンテ
ああ、げほっ!こっちは大丈夫だぜ。
ジン
サヤ、大丈夫か?
サヤ
うん。
どうにか平気……
ダグラス
状況把握をしたい。
ジン、手伝ってくれ!
ジン
……わかったよ。
サヤは休んでて。
カルマ
……おい。
具合は大丈夫か?
サヤ
はい。
大丈夫ですけど……どうかしたんですか?
カルマ
いろんな計器が俺たちの世界ではありえねぇ数値を示してやがる。
お前の<EMETH>にも影響があるかもしれねぇ。
なんかあったらすぐに教えろ。
サヤ
…………
エレサール
あっちも確認してきた。
せいぜい軽傷者がいるくらいだ。
ダンテ
ま、とりあえずはしのいだ、か。
リュート
ねえ、見てよ!これ!!
ダンテ&エレサール&アイリス
エレサール
ルーンドライバーの光が消えた……
ダンテ
目的の場所につくと消えたり回ったりしてたしな……
リュート
ここが目的地ってこと?
アイリス
うん。
きっとここに……
キャトラ
ええ、赤髪君がいるはずよ。
ダンテ
勇むのもいいが、ここは未知の場所だ。
なにが出てくるかはわからねぇ。
周囲を警戒しつつ状況の把握だ。

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