【剧情】GODS of GLORY #6(日)

ジュダ
グルゥァッ!
アイシャ
(魔物の戦闘力は高くない。だが数が多く戦術面で不利だ。そして……)
アイリス
刃が通らない……!
テルミナス
掃射開――
ハルジオン
OPEN RAID>♡
テルミナス
……強制中断を感知。敵対者による介入と判断。
ハルジオン
くふふ♡
フーシャ
ハル、やめて!!これ以上<魔眼>を使ったら……!
ハルジオン
大丈夫だよ~。へーきへーき♡
テルミナス
攻撃間隔を短縮。再試行する。
アイシャ
(なんとか間に合ったが……<拒絶>の盾でも貫かれそうな威力だ。何度も受けたくないね、これは)
その眼、なにかしらの代償があるようだ。乱発していいのかい?
ハルジオン
心配してくれるの?アイシャ、やさし~♡
でも、ちょっと無理しないと、ここを何とかするの、難しいと思うな~?
アイシャ
それは痛い指摘だ。
テルミナス
近接攻撃、実行――
ジュダ
グルァッ!!
テルミナス
損傷軽微。反撃開始。
アイシャ
ジュダ!
ジュダ
……俺のことは気にするな。お前は攻略方法を考えろ。
アイシャ
すまない。すこしの間、耐えてくれ。
フーシャ
……いくら守りが堅くてもサジタリウスの能力なら……!
ハルジオン
フーシャ、ダメだよ!!
フーシャ
でもハルだけに無茶はさせられない!!
ハルジオン
ダメだよ……フーシャの思い出は壊しちゃダメ……!
アイシャ
(考えろ。状況を変える一手があるはずだ……!)
ハルジオン
(私の眼だけじゃ足りない……大事な人の思い出も、未来も、何も守れないの……!?)
アイシャ&ハルジオン
……おや?あれ……?
ハルジオン
私たち、戦ってたよね?
アイシャ
ああ、間違いない。ここはどこだ。別の空間なのか……?
???
いえ、其方(そなた)たちの心を一時的に外界(げかい)と切り離して交感(こうかん)を行っています。
???
外界(げかい)では刹那(せつな)の時も流れていない。とはいえ、この場の維持にも限りがある。疾(と)く心得よ。
ハルジオン
ん~と、誰……?
テネブル
テネブル。其方(そなた)たちが<空(そら)の四神(ししん)>と呼ぶものの一つです。
ルキス
同じくルキス。
アイシャ
暗夜(あんや)>と<曙光(しょこう)>の神か。それで、何の用だい?私たちは今まさに君らの同僚に襲われている最中なんだが。
ハルジオン
そうだよ~。早くダーリンたちを助けに戻らないと。
テネブル
その件について提案があります。私たちの依代(よりしろ)となってテルミナスを止めて欲しいのです。
アイシャ
自分たちが何とかする……とは言わないんだね。
テネブル
肯定します。テルミナスと違い、私たちは実体を形成できません。あれを止める手段がないのです。
ルキス
汝らが目的をもってこの島にやってきたことも承知している。依代(よりしろ)となれば、それも手伝えよう。
アイシャ
(……願ってもいない好条件だ。だが信用していいのか……?)
ハルジオン
嘘はついてないと思うよ。
アイシャ
その根拠は?
ハルジオン
なんとなく。でもね、私そういうのわかるんだ。自分が嘘つきだからさ~。
アイシャ
……いいだろう。時には直感に従うのも悪くない。
それで、どうすればいい?長々と手続きをしている余裕はないんだが。
テネブル
手順をいくつか省略し、まずは今のテルミナスに対処する力を与えます。
ルキス
我が依代(よりしろ)よ。汝の暗がりを覗き込むときは必ずやってくる。その時にまた会おう――
テルミナス
……!?
フーシャ
ハル……?
ハルジオン
くふふ♡どう、似合ってる~?
ジュダ
……アイシャ、やれるのか。
アイシャ
ああ。テルミナスは私たちに任せてもらおう。
ハルジオン
今度はあなたの番だよ~。お腹のなか、み~せて♡

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