【剧情】白猫温泉物语2 – 第九章(日文)
接待
ゴエモン:ご来場、誠にありがとうございます。どうぞ夢のひとときを。
ホメ様:ガッデ〜ム……
ルウシェ:どうか機嫌を直してください。
トワ:お茶でも飲みますか?
ホメ様:ノー!
シエラ:野菜でも食べる?
ホメ様:ノー!
ルミエ:お菓子は?
ルミエ:ノー!
不機嫌なホメ様を中心に女性陣が取り囲んでいる。
セツナ:麻雀でもやる?
ゴエモン:ぐぬぬぬぬ……
ゴエモン:なっとらぁぁああん!!!
ゴエモン:お前ら、ちょっとこっちに来い。
ルウシェ:な、なんでしょう……
ゴエモン:いいか。接客するときはまず、膝をさりげなく、相手にくっつけるんだよ!
シエラ:接客……? というかこれなに?
ゴエモン:温泉がない以上、こういうサービスに頼るしかないのだよ。
ゴエモン:とにかく、俺らはやるしかねえ!それと人数多いから二人一組な!まずはお前とお前!
トワ:……しょ、承知しました。
ホメ様:…………
セツナ:えっと、まずは膝をさりげなく……
ホメ様:アウチ!?
セツナ:あ、ごめん。膝が入っちゃった……
ゴエモン:どうしてそうなるんだよ!不器用か!
ホメ様:アウゥ……オウゥ……
トワ:大丈夫ですか?
トワはホメ様の膝を優しくさすった。
ホメ様:サ、サンキューね……
ゴエモン:さりげないスキンシップ!それそれ!それが欲しかったのよ!
ゴエモン:よし、この調子で次はお前とお前! サービスでボトルを入れておやりなさい!
ルウシェ:ボトルとはこのお水のことですね?急いでお運びいたします!
シエラ:そんなに焦らなくても……
ルウシェ:きゃっ!?
ホメ様:ワオ!?
ゴエモン:水ひっかけんなや!
ルウシェ:し、失礼いたしました!
シエラ:顔がびしょ濡れね……ちょっと、じっとして。
シエラはおしぼりで、ホメ様の頬を優しく拭いた。
シエラ:……はい、これで大丈夫。
ホメ様:…………
ゴエモン:またもやナイス・スキンシップ!よし、畳み掛けるぞ!最後にお前だ!
ルミエ:え? ひとり?
ゴエモン:安心しろ。そのカメラでツーショット写真を撮ればいいだけだ。
ルミエ:それなら簡単そう。
ホメ様:…………
ルミエ:となり失礼しまーす。えっと……カメラを持たされたってことは……
ゴエモン:そう、自撮りのツーショットだ。つまり自然と体が密着する運びとなる!
ルミエ:はい。たぶん、いいの撮れたよ。
ホメ様:…………
ゴエモン:よくやった。この怒涛のスキンシップ攻撃で、ホメ助も有頂天に……
ホメ様:ノット・ワビサビー!!!
ルミエ:ひえっ!? 怒らせちゃった……?
ゴエモン:ちっ……またのご来店をお待ちしております。
シエラ:帰してどうするのよ……
ルウシェ:追いかけませんと。