【剧情】露榭(温泉)的回忆
回忆三
旅館の仲居をつとめるべく、ルウシェの特訓が始まった!
女将:襖を開けるときはまず跪座です!室内にお客様がいるのなら、下座、和、浅礼ののち、お声を――
ルウシェ:こうでしょうか……!
女将:礼の角度は30度です!さあ、もう一度!
女将:お茶をお出しするとき、茶碗を持つ手はお客さまから遠いほうの手です!
ルウシェ:すみません!もう一度お願いします!
女将:敷布団にシワが寄っています!最初からやり直しです!
ルウシェ:はいっ!!
ルウシェ:ありがとうございました!またお越しください!
ここの砂風呂は、温泉成分が浸透した温かい砂で、全身を包み込むんですよ。
発汗作用が強いので、冷え性などに効くんだそうです。あと美肌効果やダイエットにも……
もう何回も聞いたってば!
ルウシェ:ようこそいらっしゃいませ!あ……トワさん! セツナさん!
トワ:ルウシェさん?
セツナ:なんでお出迎えしてるの!?
ルウシェはトワたちに経緯を説明した。
セツナ:なるほど……それで仲居さんかぁ。
トワ:作法もかなり難しいですし……大変ではありませんか?
ルウシェ:はい。上手にできなくて、女将さんたちにもご迷惑をかけてしまって……
ルウシェ:――でも、楽しいんです!たくさんの人と触れ合えて、知らなかったことをたくさん知ることができて……
ルウシェ:ですから、がんばれます!
トワ:…………
トワ:ルウシェさん。私にもなにか手伝わせてもらえませんか?
ルウシェ:えっ!? ですが……
トワ:友達ががんばっているんです。見過ごせませんよ。
トワ:それに基本的な礼儀作法でしたら私も身に付けていますから。お役に立てるかもしれません。
セツナ:あたしもやるー!
セツナ:作法とかはあんまりだけど、困ったお客がいたらこう、巫女パンチ! ってさ!
トワ:駄目です。
セツナ:冗談だよ。でも裏方とかなら、手伝えるかもしれないしさー。
ルウシェ:トワさん、セツナさん……
トワ:一段落したらあらためて、一緒に温泉を楽しみましょう?
ルウシェ:……ありがとうございます!!女将さんにお話してきますね!
セツナ:ところで、お手伝いしてるのはルウシェ一人だけ?
ルウシェ:アイリスさんは厨房のお手伝いで、キャトラさんも一緒だと思います。
ルウシェ:さんと騎士様は、今ごろ――
アシュレイ:はぁッ!
主人公:
アシュレイ:他愛ない……!さっさと片付けるぞ。!
旅館の従業員:君たち、イイ割りっぷりだね!
薪作りを手伝っていた。