【剧情】白猫温泉物语2 – 第四章(日文)
健康になろう
トワ:ごくごく……
セツナ:ぷは〜っ!
トワ:お風呂上がりのフルーツ牛乳は美味ですね。
セツナ:いい飲みっぷりだったよ。腰に手なんかあてちゃって。
トワ:これが作法だと、本に書いてありましたので。
セツナ:あ、見て。<健康コーナー>だって。いろんな機械が置いてあるわね。
トワ:こ、これを見てください!
プロペラを持った機械が、首を左右に振り、涼しい風を送っている。
トワ:ルーン扇風機です!しかも最新型!
トワは高速で旋回する羽に顔を近づける。
セツナ:ちょ、危な……
トワ:ア゛ア゛ア゛ア゛ァ 〜 !
セツナ:へ、変な声……
トワ:む?あの壁に取り付けられた箱は?風が吹き出ているようですが……
ロベルト:<ルーンクーラー>だよ。僕の発明品なんだ。
トワ:もしや、ここにあるもの全部ですか?
ロベルト:そうさ。その中でも僕の自信作がこれだ!
トワ:この椅子は……
ロベルト:<ルーンマッサージチェア>さ!試しにどうだい?
トワ:是非!
トワはルーンマッサージチェアに座った。
キャトラ:まさかロベルトまで協力してくれているとは……
ゴエモン:知り合いの知り合いの知り合いに頼んでもらってな。
セオリ:どうでもええけど、大丈夫なんやろな?
ゴエモン:無論だ。まあ見てろ。
ロベルト:スイッチオン!
トワ:はう!?背中でなにか動いてます!
ロベルト:背もたれのセンサーがツボの位置を特定し、最適な振動を与えているんだ。
トワ:慣れると気持ちいいですね……
ロベルト:実はこの椅子には6段階の振動機能があって……
ゴエモン:そう。これこそ、売上のほぼ全額を投じ、完成へと導いたハイブリッド……
セツナ:ねえねえトワ。ランニングマシーンだって。あたし、ちょっと行ってくるね。
トワ:あ、待ってくださいセツナ。私も……
ロベルト:え? あの、これからがこの椅子の……
キャトラ:二人とも行っちゃったわね……
ゴエモン:…………
ホメ様:ミーもいいですか?
アイリス:あ、でもホメ様もあの椅子に。
ゴエモン:ふっ……予定通りだ。
キャトラ:しかもフルーツ牛乳を持ってるわ。あれがツウの飲み方なのかしら。
ゴエモン:それは知らん。
ホメ様:ヨイショッ。では、ハードモードで頼みます。背中、ベリー凝ってます。
ロベルト:あ、はい。
ゴエモン:っしゃ、スイッチいれろ!
ロベルト:マックス振動・レディーゴー!!!
ホメ様:あぶぶ、あぶぶ。
セオリ:めっちゃフルーツ牛乳撒き散らしとる!
キャトラ:そうなると思ったわ!
ゴエモン:牛乳じゃなくて、椅子の機能に注目しろよ!
ホメ様:あぶぶぶぶ!
トワ:……あの、大丈夫ですか?よろしければ手ぬぐいを……
ホメ様:セセセ、センキュー!これぞ真ごコココ……
キャトラ:トワのおかげでホメ様の機嫌が直るかも……
ホメ様:あぶぶ、あぶぶ、あぶぶぶぶ!
アイリス:けど、さっきよりも振動が強くなってるわ!
ロベルト:おそらく、牛乳が制御装置をショートさせ……
セオリ:飛んでいってもうたで!
キャトラ:どうすんのよ!絶対、怒ってるわ!
ゴエモン:今のうちに看板を<アトラクションコーナー>に書き換えるぞ。
セオリ:そういうとこは賢いな。
トワ:て、手ぬぐいは返してくださいね……