【剧情】白猫温泉物语2 – 第二章(日文)
湯もみ体験
は〜、ドッコイショ〜ドッコイショ〜♪
浴衣姿の女性たちが縦長の板を左右に回転させ、温泉を波立たせている。
フレイヤ:これはなんの儀式でしょう?
女性:こちらは<湯もみ>の体験コーナーです。
シエラ:へえ、面白そう。ちょっとやってみようかしら。
女性:では、この板を持っていただいて、私とその子の間に立ってください。
シエラ:あ、うん。この板、結構重いわね……
女性:準備はよろしいですね。では、私たちの動きを真似てみてください。
女性:アオイよいと〜こ〜、いちど〜は〜おいで〜、は〜ドッコイショ。
シエラ:えっと、こんな感じで板を左右に動かせばいいのね。
お婆ちゃん:あら、筋がいいわね。さては、なにかやってたね。
シエラ:畑仕事を少々。
お婆ちゃん:ほら、お嬢さん。手だけじゃなくて、一緒に歌わないと。
シエラ:う、歌……えっと……
シエラ:ハァ〜、ヤッショーマカショ♪
お婆ちゃん:ど、独創的な歌だね。でも歌は合わせてちょうだいね。
アイリス:シエラさん、すごく楽しそう……
ゴエモン:体験と共同作業。アオイの島の伝統を活かした見事な策だろ。
セオリ:ゴエモンはんのアイデアにしては、いい線いっとるな。
シエラ:チョイナ、チョイナ♪
デコラ:デッコ、デッコ!
シエラ:デッコ、デッコ♪
ボコラ:ボッコ、ボッコ!
シエラ:ボッコ、ボッコ♪
シエラ:……なんだか変わったリズムね。
キャトラ:ちょいとゴエモンはん。あれはなんの真似や……
ゴエモン:リズムは派手なほうが盛り上がるだろ。
ゴエモン:ゆえに、楽に長けた者を観光客の中からスカウトしてきたのだ!
セオリ:アホか!伝統をなんやと思ってんねん!
マゴロク:ソイヤ、ソイヤ!
シエラ:ソイヤ、ソイヤ!
ムラクモ:ソイヤ、ソイヤ!!
シエラ:ソイヤ、ソイヤ!!
アマタ:祭りだ、祭りだ〜!
…………
アイリス:シエラさん以外、手が止まってるわ。
ゴエモン:さすがに騒がしいやつを集めすぎたかな。
セオリ:せやからリズムはゆっくりにかぎるっちゅーに!
シエラ:……あら?いつの間にか終わってる……というか、誰もいない……
シエラ:でも、楽しかったわ。ほどよく汗もかいたし、またお風呂に入ろうかしら。
ホメ様:…………
シエラ:だ、誰……?
セオリ:あかん! きっと<湯もみ>を体験しにきたんや!
キャトラ:どうするの!従業員みんな帰っちゃったわよ!
ゴエモン:こうなりゃ、俺が暴れて有耶無耶に……
ホメ様:あなたの歌声、とてもキュート。
シエラ:ど、どうも……
キャトラ:ふう……またシエラに助けられたわね。
主人公: