【剧情】白猫温泉物语2 – 第一章(日文)

ゴエモンの奇策

キャトラ:なにしにきたのよアンタ。

ゴエモン:一番風呂を盗み回ってるに決まってんだろ!

ゴエモン:しかも一ヶ月前からずっとだ!今でこそ観光客が増えてきたからいいものの……

ゴエモン:俺はなにと戦ってんだ!時間を返せ!

セオリ:知らんわ!

ゴエモン:それはいいとして、なにやら火急の事態みてえだな。

セオリ:あんたには関係あらへん!

ゴエモン:そう邪険にすんなって。せっかく協力してやろうと思ってんのに。

セオリ:いらん!どうせろくでもないことになるに決まっとる!

ゴエモン:決めつけんなよ!

セオリ:あないな乱痴気騒ぎ起こしといて信用できるわけないやろ!

ゴエモン:けど、最後は上手くまとまっただろうよ。

セオリ:まあ、確かにあのキーヴィジュアルは好評やったけども……

セオリ:それを差し引いてもや!

ゴエモン:うるせえ!別に理由とかどうでもいいんだよ!

ゴエモン:俺は世界各国の温泉から一番風呂を盗み続けてきた!つまり、その手の知識が豊富!

ゴエモン:されば、渡りに船!俺を利用するほかあるまいに!違うか!

セオリ:ちゃうわ!!

ゴエモン:畜生ォォォォ〜〜〜〜!!!

キャトラ:まあまあ、セオリ。たしかにこいつの乱行の数々は許しがたいものよ。

キャトラ:けど、今は少しでも希望があるならそれにすがるしかないわ。

セオリ:くぅ……しゃあない。今回だけやで。

アイリス:た、大変だわ!?ホメ様が不満そうに……

ホメ様:オーノー……替えのクロウズ、フォーガットね。

キャトラ:なにかの専門用語かしら?ただ、明らかに批判してる感じよね……

セオリ:あかん!ゴエモンはん、なんとかしい!

ゴエモン:承知! あのホメ様とやらが気に入りそうな施設を建ててやるよ!

セオリ:アホぬかせ!そんな時間どこにあんねん!

ゴエモン:俺には凄腕の大工の知り合いがごまんといる!むろん、この島にもな!

ゴエモン:俺が一声かけりゃ、あっという間に大集合よ!

セオリ:はあ?

ゴエモン:お〜い。

どこからともなく、大勢の大工がゴエモンの周囲に集まってきた。

セオリ:んな、アホな!?

ゴエモン:こいつらに頼めば、建物なんぞちょちょいのちょいよ。

ゴエモン:うむ。上出来だ。

キャトラ:けほっ、けほっ、なにが起こったの……?

アイリス:見て、いつの間にか建物が……!

主人公

立派な瓦葺きの屋根をこしらえた建物の中を覗くと、胸踊るような設備が広がっていた。

キャトラ:むむむ……追い込まれてるせいか、この不可思議な出来事を受け入れてしまっているわ。

キャトラ:でも、なんとかはなりそうね!

主人公

女性観光客A:え?こんな施設あったかしら……?

女性観光客B:なんだか不気味ね……

ホメ様:アンビリーバボォ……素晴らしい。

ホメ様:さっそく中をルックしなくちゃね。

主人公

キャトラ:見たところ、ホメ様はご満悦ね。

ゴエモン:そんじゃ、この調子で次の施設をここいらに建てまくるぞ。

セオリ:なんでや?島の随所に温泉があるんやから、そこに誘導して……

ゴエモン:商売ってのは入り口から固めるのが鉄則だ。

ゴエモン:港周辺がさびれてたら、温泉巡りをする気になるか?

セオリ:ま、まあ、ならへんな……

ゴエモン:つべこべ言わずに建てればいいのだよ!

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